人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白本ダウンロード無料pdf
人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白
によって 美達 大和
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人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白の詳細
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前半は著者自身の生い立ちと、殺人犯として無期懲役になった経緯が書かれている。その中では、極度に高いＩＱを出し天才と呼ばれた、学校の成績は１番だった、学級委員や生徒会長として活躍した、営業の仕事で全国１位になった、自分で事業を始めて年収は億単位になった等々、自画自賛が目立った。「そんなに優秀なお方が、何で人を二人も殺して無期懲役囚になってるの？」と突っ込みたくなる。まあ、優秀な頭の使い方を間違えたということなんだろうけどね。作中に贖罪の言葉が何度も出てきたけど、本気かどうか疑わしい。後半は、その無期囚が塀の中の凶悪な「お仲間」を観察したレポートだ。著者の主観や体裁も入っているから、１００％信用することはもちろんできない。しかし、それを割り引いても、この著者が一緒に生活しているから分かったことも多いと思う。「塀の外」の記者やルポライターや作家が取材しても、受刑者は『悪いことをした。反省している』といったタテマエしか語らないだろう。
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