航研機―世界記録樹立への軌跡

航研機―世界記録樹立への軌跡の詳細

あの時代、アジア諸国で自力で航空機を生産出来るのは日本だけ、世界を見渡しても量産出来る実力を持っていた国は十指で余る程度しか無かった。又その中でも長距離飛行の世界記録を目指すだけの工業技術力の有る国となると？？航研機はそんな困難な時代に困難な目標に挑戦し見事成功を成し遂げた事は時代は違え同じに日本人として誇らしく思うし同時にその苦難な工程は日本人として知っておくべきであると思います。本書はその希薄燃焼エンジンを手掛けた富塚先生を軸として話が展開して行きます、勿論ノンフィクションなので読み始めるともうグイグイと引き込まれてしまい留まる事を知らずの状態に陥る事必至。しかも豊富な写真が盛り込まれておりリアリティー溢れる構成になってますので機械に疎い人でも分り易くなってます。同じ日本人なら必ず全員読みましょうね。